
■総合診療医とは?
ドラマ「19番目のカルテ」で有名になった
”総合診療医”
19番目の由来は、
新専門医制度が始まった際、
既存の18の臓器別専門科に、
「19番目」として新たに追加されたのが
総合診療だったためです。

■総合診療医の役割
ドラマの中でも語られたとおり総合診療医には3つの役割があります。
1 ゲートキーパー=門番:かかりつけ医
2 ファミリーメディスン=家庭医療
3 コンダクター=指揮者:専門科との連携・共診
臓器や細胞レベルの問題から広く地域や社会まで
ミクロとマクロの視点をもって患者中心の医療を
実践する存在です。

■なぜ総合診療医を目指したのか
そんな総合診療医になぜなろうと思ったのか?
早くに父を亡くした演者の過去をふまえ
家族背景を理解して患者さんと向き合える医師に
なりたい、という思いからでした。
研修中に出会った様々な患者さん、看取りを
通して、自身の喪失体験に向き合い乗り越えた経験と
患者さんの人生に伴走する総合診療の魅力を
熱く語っていただきました。


1月にはパート2として
「総合診療医×地域へのアプローチ」
を講演いただきます。
ぜひご参加ください。
参加者の感想
生物・ 心理・ 社会的側面のアプローチは精神科においても最重要テーマで、そこを大切にすることの大事さが改めて知らされました。
自分の診療を振り返れば、薬の調整に終始して他の要素を掘り下げようとしていない患者さんが何人も浮かびました。サボらずに本道を進みたいと思います。
有難うございました。(精神科医)




