医療を考える会

お知らせ

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「災害医療と人命の重み」を開催しました。

「災害医療と人命の重み」を開催しました。

東北DMAS(日本災害医学会学生部会東北支部)で活動する医学生の講演でした。

●自身の被災体験から東北の地域医療を志した経緯
●災害医療の考え方
●能登地震支援活動報告

について話がありました。

参加者からは
「災害時、治療の優先順位を決めるトリアージにおいて黒タグ(救命困難もしくは死亡)となった方へ感じる葛藤から
生きる意味を考えさせられた」
という声が多く聞かれました。

首都直下、南海トラフ地震もそう遠くない先に起きるとされています。

自分は大丈夫、は本当に大丈夫でしょうか、

誰もがいつか必ず直面する「何のために生きるのか」を今から考えていくことの大切さを学びました。

参加者の感想

・黒タグこそきちんと記入してほしいという話は、とても心に響きました。
赤タグにバイタルをこと細かく書くことも大切ですが、最期の声を残された人に届けるということも医療従事者として大切な仕事だと思いました。(医学生)

・将来災害医療に関わりたいと思っていたため、このテーマのお話を聞くことができよかった。
こんなに深く、災害医療、死について考えたことがなかったので、深く広く考えるきっかけになった。
いつ災害が起こるかわからない。いつ、自分が死んでしまうのかわからない。明日かもしれない。医療関係者じゃなくても、生きる意味を考えていかなければならない。と強く感じた。(高校生)

参考資料

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